競合分析やWEBサイト解析を超簡単に無料で見える化する方法
他社のWEBサイトをのぞいてみる
マーケティングやWEB関連、営業などの仕事をしていると他社の動向やマーケティング戦略など気になりますよね。
そこで今日は簡単に無料で使えるツールをご紹介します。
Ghostery
以前はソースコードから検索して・・・みたいなこともよくありましたが・・・
2015年ぐらいからはこの「Ghostery」を活用しています。
元々は下記のようにCookieのトラッカーを見たり、広告をブロックするために生まれたようです。
プライバシーブラウザは閲覧のプライバシー、保護、および速度が向上します。 これは、あなたがアクセスしたサイト上のトラッカーと共有する個人データに関する情報に基づいた意思決定を行うために制御することができます
— Ghosteryはどれくらい普及しているのですか。
Aaron:全世界で月間2億人ものユーザーに利用されており、3rd パーティーによるトラッキングツールの中で最も普及しているサービスの一つです。米国で40%、欧州で40%、日本を含むその他の国と地域で20%と、グローバルで利用されています。
— 日本のGhosteryユーザーの大半は専門家やアドテク業界に関わる人に限られているようです。そもそも日本では、cookieが何であるか理解している人すら少ない。米国や欧州では一般ユーザーへの普及も見られますが。
Aaron:欧米では「Wall Street Journal」のような大手のメディアが、cookieによるトラッキングの脅威を伝えるようになったため、それが一般的に認知され始めています。少なくともcookieの基本的な理解や、トラッキングが及ぼす影響は理解されてきていると感じます。3年前はわずか5万人だったユーザーが、3年で2億人まで増えていることが何よりそれを物語っているでしょう。
世界的には結構有名なツールのようです。
具体的にどうやって利用するかですが、非常に簡単です。
①Googleの拡張機能を追加(Chrome ウェブストアより)
②設定
すごい簡単です。
https://chrome.google.com/webstore/detail/ghostery/mlomiejdfkolichcflejclcbmpeaniij
で、どんなことまでできるのかですが・・・
以下のような内容がわかります。
<広告>
1611 トラッカー
データ収集や行動分析、リターゲティングなどの広告や広告関連サービスを提供します。
<サイト分析>
554 トラッカー
サイトの利用状況とパフォーマンスに関するデータを収集および分析します。
<顧客対話>
239 トラッカー
チャット、Eメール、顧客サポート、その他のインタラクションツールが含まれます。
<ソーシャル メディア>
95 トラッカー
ソーシャル メディアサイトに関連する機能を統合します。
<基本要素>
52 トラッカー
タグマネージャ、プライバシー通知、ウェブサイトの機能にとって重要なテクノロジーが含まれます。
<音声/動画プレーヤー>
51 トラッカー
ウェブサイトを有効にして動画および音声コンテンツを公開、配信、最適化します。
<アダルト広告>
22 トラッカー
アダルトコンテンツのサイト用に特別に設計された広告技術を提供します。
<コメント>
10 トラッカー
記事や製品レビューのコメントセクションを有効にします。
こちらからどのトラッカーを判別できるかをまとめたエクセルを一括ダウンロードできます。
→https://www.evernote.com/l/Ae7snFiqTK9MRKl_msgvIRxBV1zW_6BlZPA
具体的にどんなことができるの??
まとめると見ているWEBサイトがどんな広告やツールを利用しているかがわかるのです。
登録するとGoogleのツールバーに表示されるようになります。
広告戦略や、競合他社が入れているマーケティングオートメーションなどが簡単に見れるのでびっくりですが・・・
ちなみに当社ではPardotのタグを入れているので出てきていますね。カタツムリがかわいいです。
現在はITベンダーやWEBコンサル、制作会社さんなど限定的に利用されているようですが、非常に便利なのでぜひ利用して見てください。
SimilarWeb
https://www.similar-web.jp/
SimilarWebってこんなサービス
SimilarWebはイスラエルから生まれたサービスで東京にもオフィスがあるようです。
簡単にいうとSimilarWebを利用すれば、他社のWEBサイトのアクセス数や流入元、キーワードまで見えちゃいます。
特に難しい設定もありません。
利用開始は簡単に始められます。
①Googleの拡張機能を追加(Chrome ウェブストアより)
②設定
Googleの拡張機能を追加は下記から
https://chrome.google.com/webstore/detail/hoklmmgfnpapgjgcpechhaamimifchmp
主な機能紹介
※ここからは下記URLより抜粋しています
https://www.similarweb.com/corp/ja/solution/marketer/
SimilarWebではこんなことができます
・業界分析
業界分析を使用すると、主なトラフィックソース、前月比の成長やリーダーなどのあらゆる市場、あらゆる業界のオンライン環境を理解することができます デスクトップおよびモバイルのトラフィック、エンゲージメント、地域分布、オーディエンスの関心を明確化しましょう。これを使用して、競合他社、市場のリーダー、パートナー候補を分析します。 最高の ROI トラフィックチャネルに投資してオーディエンスを増やしましょう。ランディングページや広告を含む、競合他社やマーケットリーダーにトラフィックを送信しているオーガニック検索キーワードと有料検索キーワード(Google が提供していないものを含む)をすべて表示します。 任意のサイトのトラフィックシェア、ランキング、ランディングページとともに、オーガニック検索キーワードと有料検索キーワード(Google の not providedを含む)をすべて表示します。 競合サイトにトラフィックをもたらしている、最も人気のコンテンツと製品ページを特定します
・ウェブサイト分析
デスクトップおよびモバイルのトラフィック、エンゲージメント、地域分布、オーディエンスの関心を明確化しましょう。これを使用して、競合他社、市場のリーダー、パートナー候補を分析します。
・マーケティング・ミックス
最高の ROI トラフィックチャネルに投資してオーディエンスを増やしましょう。ランディングページや広告を含む、競合他社やマーケットリーダーにトラフィックを送信しているオーガニック検索キーワードと有料検索キーワード(Google が提供していないものを含む)をすべて表示します。
・検索トラフィック
任意のサイトのトラフィックシェア、ランキング、ランディングページとともに、オーガニック検索キーワードと有料検索キーワード(Google の not providedを含む)をすべて表示します。
・人気のあるページ
競合サイトにトラフィックをもたらしている、最も人気のコンテンツと製品ページを特定します
・コンバージョン分析
サイト全体、特定のブランドおよび製品カテゴリーでの変換パフォーマンスを分析し、コンバージョン率の最も高いオンラインチャネルの優先順位付けにより販売を最大化し、オンサイトのパフォーマンスと購買時点(PoP)を最適化します。
マーケターがSimilarWebを使う4つのメリット
パフォーマンスをベンチマーク比較する
主なデジタル KP Iと直接の競合他社および市場のリーダーを比較して、市場における自社の位置を確認する
最も関連性の高いユーザーをターゲットに設定する
有料顧客へのコンバージョンにつながる可能性の高いオーディエンスと、彼らにアプローチする方法を確認する
必勝法を確認する
優れたキャンペーンを開発するために、市場のリーダーのマーケティングミックスを確認する
ユーザー獲得戦略を最適化する
競合他社が最も利益を上げている ROI トラフィックチャネルに投資する
実際の画面紹介
Googleの拡張機能を追加すると上記(右上)のように表示されるので好きなWEBサイトでクリック
するとアクセス数や滞在時間、平均ヘージ閲覧数、直帰率などが簡単に表示されます。
こちらはソース表示。
僕のサイトでは広告などはないのでほとんどが検索からの自然流入です。
でも一部はダイレクトなのでお気に入りしてもらってる人もいるのかも・・・
国別のアクセス
検索キーワードです。他社のが見れるってすごいですね・・・
まとめ
というわけで今回は簡単に無料で使える2つのツールをご紹介しました。
おさらいということで、試してみる場合は下記にURL記載しておきます。
Ghostery
https://chrome.google.com/webstore/detail/ghostery/mlomiejdfkolichcflejclcbmpeaniij
SimilarWeb
https://chrome.google.com/webstore/detail/hoklmmgfnpapgjgcpechhaamimifchmp
上記ツールは基本的に広告代理店やマーケター、ITベンダーなど特定の方が使っている傾向が強いですが
事業会社のマーケターや営業部長さんなどにも、是非活用して欲しいなと思います。
意外とこういったツールで報告書が上がってきているなんてことも・・・あったりなかったり・・・
ということで、みなさん是非簡単な分析でPDCAを高速回転させていきましょう。