テレアポにおける傾向と対策
2016/04/07
傾向と対策
▼《 テレアポ特有の悩み 》
目次
1 電話するのが恐いのはなぜ?
2 モチベーションが続かない・・・
3 恐怖心に対する解決策はあるのか?
1 電話するのが恐いのはなぜ?
テレアポ以外でも、普通に電話する時でさえ緊張や不安でなかなか電話することが出来ないと言う方もいます。これは何も特別なことではありません。
どなたでも最初の頃はそのような覚えがあると思いますが、通常は慣れて来るに従って電話に対する恐怖心はなくなって行きます。しかし、中には慣れたと思っても時間が経つにつれ、また同じような恐怖心が出てくると言うケースもあります。 このように、電話に対する恐怖心と言うものは頭では理解していても、理屈では説明できない部分でもあるんですね。
では、この恐怖心がなぜ起こるのか?
(1)何を話したらいいのか分からないと言う準備不足から来る不安
(2)相手が誰なのか分からないと言う影におびえる不安
(3)断られたらどうしようと言うイメージに対する不安
(1)何を話したらいいのか分からないと言う不安は、応酬話法も含めて答えられない質問をされたらどうしよう、と言う不安がある為にきちんとしたスプリクトがあるにも関わらず、心の準備不足から受け答えにおどおどしてしまうことです。
(2)相手が誰なのか分からないと言う不安は、電話口でしか話しをしないために、相手を思い浮かべることが出来ないと言う不安です。
(3)断られたらどうしようと言うイメージに対する不安は、最初から断られている自分の姿を頭の中で想像してしまうために、電話する前からその恐怖心が自分を襲ってしまうことになるのです。しかし、これらの恐怖心はあなた自身が勝手に作っている妄想だと言うことに早く気付くべきです。テレアポの断りは電話する前に起こっているのではありません。現場の相手に聞いて見ないと分からないと言うことです。
モチベーションが続かない・・・。
「よし、頑張ろう、」と思って電話しても、断りが数件続くと決意も揺らいでしまうこともよくあることです。それだけ、モチベーションを保ち続けるのが如何に難しいかと言うことです。では、どのようにしたらモチベーションを保ち続けられるのかと言うと、答えは簡単です。頑張ろうと思わないことです。無理に頑張ろうとしても相手からキツイ断りが続くと誰でもめげます。
ですから、頑張る視点を変えてみましょう。話しを聞いてくれる人は絶対いるんだから、その人にあたるまで電話すればいいだけのこと・・・」 こんな感じで気楽に考えればよいのです。気は持ちようって良く言いますよね。それと同じで、断りが続くと気持ちもマイナス思考になってしまいますから、どんどんフラストレーションも溜まる一方でいつかは爆発して気持ちが切れてしまいます。そうならないように適度なガス抜きが必要なんですね。
それが、「欲しい人は必ずいるんだから、断りなんて気にしなくてもいいんだよ・・・」と言う作戦です。
気楽に考えるのがモチベーションを保つ秘訣にもなるのです。
恐怖心に対する解決策はあるのか?
テレアポする時に恐怖を感じる瞬間が何回かあります。
一つ目は呼び出し音が鳴っている時
二つ目は相手が受話器を取った瞬間
三つ目は相手の返事が返ってくる時
一つ目、まだ何も始まってませんから、これはいいでしょう。次の二つ目からです。
▼相手が受話器を取った時の緊張感・・・
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ガチャッ・・・
相手「はい、○○会社です。」
自分「あっ、すいません、○○会社の○○と申しますが、○○の件で電話したんですが、担当の方いらっしゃいますか?・・・」
相手「今、席外していますが・・・」
自分「あっ、それじゃまた電話します。失礼しました・・・。」
と、逃げるように電話を切るあなた・・・今まではこんな感じで電話していたかも知れませんが、これからは大丈夫です。今までは電話する相手全員に何とか話しを聞いて貰って、アポイントを取らなくてはいけないと思っていたのかも知れませんが、これからはもっと楽な気持ちで電話出来るようになるからです。なぜなら、電話する先は探せばいくらでもあるからです。あなたはこう想っていたはずです。
「ここに断られたらどうしよう、」って・・・
いかがですか?
その相手に断られたらそれでおしまいと言うことはありませんよね。まだまだ電話する先はいくらでもあるんですから、断られた相手のことをいつまでも考えている暇は無いんです。 ほかにもかける所がたくさんあるのですから、可能性のある先にどんどん電話するべきなのです。電話に対する恐怖心は自分で作っている妄想でしかないと言うことを早く理解することが必要です。その証拠に、電話したからと言って何か特別なことでも起きましたか?何にも起こりませんよね。起こったのは相手から断られたと言う事実だけです。ですから、事件はあなた自身に起こっているのではありません。相手に聞いて必要かどうかが分かるだけなのです。電話に対する恐怖心は自分で作っているだけなのですから、心配しないで下さい。楽な気持ちで行きましょう。
次回はテレアポにおける重要なポイントと技術についてお届けします。